ソフトバンク子会社上場!恩恵のある関連銘柄とは?

上場企業のソフトバンクグループが、通信事業を手がける子会社を上場させる見通しだ。すでにNTTはNTTドコモを上場させている。ソフトバンクグループは孫正義氏の強いリーダーシップのもと積極的な投資を進めるなどしており、子会社上場も注目度の高いイベントとなるだろう。

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高配当銘柄として上場子会社が人気化する可能性

通信事業を手がけるソフトバンクが上場すれば、投資会社としての性格を持つソフトバンクグループとは異なり株主還元を強化しやすい銘柄となることが予想される。国内の携帯電話大手3社のうち、NTTドコモとKDDIは高配当株として知られている。孫正義氏は子会社を上場させた際には株主還元に積極的に取り組む意向を示していることから、個人投資家はもちろん、中長期保有を目指す年金基金などの買いにも期待できる。通信系企業間で株主獲得を競い合うようになれば、他の通信系銘柄にも恩恵が波及する可能性がある。親子上場銘柄においては、子会社の利益を親会社にもたらすために配当政策が重視されるケースが少なくないことから、親子上場銘柄へも資金流入が期待できる。

ソフトバンクグループの財務強化で投資先拡大のチャンス

ソフトバンクグループは国内外で積極的な投資を進めている。そのため、有利子負債が多くなり財務状況に懸念がある。子会社ソフトバンク上場時に株式を放出すればソフトバンクグループは売却益を得て自己資本比率を改善することができる。また、中長期的には子会社からの配当を得ることで安定的に投資に振り向ける資金を確保することが可能となる。ソフトバンクグループはもちろん、投資先として検討されやすい先進的なテーマを扱う銘柄についても注目が集まることが考えられる。ソフトバンクグループはベンチャー企業など大きな成長性に期待できる企業をサポートするケースが少なくないことから、マザーズ上場で売上高や利益の急成長が見込める銘柄についても、ソフトバンク子会社上場をきっかけに買いを集め得る。

ソフトバンク上場で株式市場に与える恩恵

積極的な投資を進め成長性を重視するソフトバンクグループに対して、通信系子会社ソフトバンクでは配当政策を重視する見通しであることから、高配当株が連想買いの対象となる可能性がある。特に、通信系のビジネスを手がける企業については、子会社ソフトバンクと競い合う形で株主還元が一層強化されることも考えられる。また、投資会社としての性格を強めているソフトバンクが子会社上場によって財務を改善できる見通しとなれば、投資対象となりうるベンチャー企業などが恩恵を受けられる。高い成長性を秘めている銘柄についても、ソフトバンク子会社上場で株価が上昇するチャンスがある。

ソフトバンク子会社上場関連銘柄【本命】

<9437>NTTドコモ

携帯電話ビジネスで高いシェアを誇っている。日本電信電話の子会社として、親会社の収益に大きく貢献している。近年は連続増配となっており、配当利回り面で個人投資家からの人気も高い。子会社ソフトバンクが配当政策を重視することで株主獲得競争が激化すれば、さらなる還元強化も進みやすくなると考えられる。

ソフトバンク子会社上場関連銘柄【おすすめ】

<9433>KDDI

携帯通信サービスの提供等を実施している。近年は他社とも連携しながら事業の多角化を進めている。高配当に加えてカタログギフトの株主優待も人気を集めている。ソフトバンクの親子上場で通信株への関心が高まれば資金流入に期待できる。

ソフトバンク子会社上場関連銘柄【注目】【出遅れ】

<9432>日本電信電話

電電公社の民営化によって誕生したNTTである。子会社NTTドコモと親子上場している。子会社ソフトバンクが上場すれば、日本電信電話がソフトバンクグループと同じ位置づけにある企業として注目されることが考えられる。日本電信電話は親会社ながら株主還元にも積極的であり、中長期的に株価が下支えされやすい点も魅力だ。

<8267>イオン

大手小売企業であり、子会社を多数上場させている。親子上場には一定のコストがかかるものの、それぞれが株主還元を強化するなどして株式市場から資金を多く調達しやすくなるメリットもある。ソフトバンクの親子上場で子会社の還元姿勢に魅力を感じる投資家が増えれば、イオンやその子会社も恩恵を受けることがあり得る。

<9449>GMOインターネット

GMOグループの親会社である。多くの子会社を上場させて親子上場の形をとっていることや、インターネット系ビジネスに取り組んでいることからソフトバンクグループと似た企業として注目される可能性がある。仮想通貨採掘など先進的な分野への取り組みも見られる。

<4689>ヤフー

インターネットサービスを提供している。ソフトバンクグループの子会社であり、通信事業を手がけるソフトバンクが上場すれば、グループ企業として注目を集める可能性がある。ソフトバンクグループが子会社からの配当収入への期待を高めれば、ヤフーも増配を実施する可能性が否定できない。

<8595>ジャフコ

大手ベンチャーキャピタルとして知られている。ソフトバンクグループが子会社上場で資金力を強化しベンチャー投資への意欲を高めれば、ベンチャーキャピタルに注目が集まる可能性がある。海外展開を進めている点もソフトバンクグループと共通する。

まとめ

ソフトバンク子会社上場関連銘柄は、親子上場銘柄が中心だ。知名度の高い親会社だけと比べて子会社では株主還元に積極的なところが多い。相場が乱高下する局面でも利回り面などから評価される銘柄には買いを入れやすいメリットがある。ソフトバンク子会社上場関連として注目され株価急騰のチャンスもあるとなれば、投資妙味があるのではないか。

Source: 株師孔明の株&仮想通貨ブログ

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